よつば日記

月間1,000万PVと月間10万PVの今後の戦略

ハチドリさんという方が、月間1,000万PVを超えたとのことです。月間10万PVにも届かなくなってしまった私としては、ひたすら感心するばかりです。

そして私は基本的に技術者ブロガーなのに、今はKindle小説にシフトしようと挑戦中です。おまけに今後ブログをどうするかを悩んでいたところです。

そんな私に今回伺ったハチドリさんの今後の戦略は、起死回生の戦略を立案する触媒となってくれました。

今回は一体何が触媒となって、これからどうするつもりなのかを語らせて頂くことにします。

舞台を世界へ

ハチドリさんは、今まで自分のブログGoogle検索エンジンで上位にランクされることを目指して来たとのことです。PV(Page View)を増やして、ブログ記事(ページ)に貼り付けられたGoogle Adsense広告で収益を上げるビジネス戦略です。

1,000万PVというと、1サイトで得られるアクセスとしては、ほぼ限界に近いと言えるでしょう。もし収益を上げたいならば、別サイトを開設するのが妥当… とは、必ずしも言い切れません。(おいおい)

実は1,000万PVは、普通の日本語Webサイトの限界に過ぎません。例えばAmazon.co.jpは、SimilarWebによると月間6億PVです。そしてAmazon.comは月間24億PVなのです。

つまり英語サイトであれば、競争は相応に厳しくなるかもしれませんけど、同時にアクセス増加も期待できそうです。

そうなんです。

まさにハチドリさんは「日本チャンピオンのベルトを返上して、世界を目指す」ということを考えているのだそうです。

ちなみにハチドリさんは私のようなレンタルサーバとは異なり、どうも自分で独自サーバを確保なさっているように見えます。だから月間1億PVレベルのアクセスになっても、耐えることの出来るWebサイトを運営できそうです。

私もAI(Deep Learning)用コンピュータは、自分でUbuntu Linuxをインストールして環境構築した経験などがあります。しかしこれは一時的な利用だから、大したことはありません。サーバ・コンピュータを24時間/365日運用するというのは、普通の人間に真似の出来る… というか、たとえ出来ても真似したくない荒行です。

どうやらハチドリさんはボクシングやテニスの選手のように、今まで密かに世界戦を目指してトレーニングして来たようです。

しばらく前に国外からのアクセスを分析していた様子から察していましたけど、あらためて入念に準備していたことに気づかされました。さすがはハチドリさんです。

舞台を国内へ

実は私はハチドリさんとは対照的に、舞台を世界から国内へ収束させていたとも言えます。

会社では市場動向を分析してレポートする仕事をやっていますけど、5年前は英語レポートでした。その頃の英語力は、TOEICスコア950が楽勝なレベルでした。

しかし会社や家庭の事情で国内へ方向転換し、今は得意でない日本語しか使っていません。

英語力は… 我ながら感心するほど低下しました。半年に一回くらい降って来る英語を使う仕事は、どうやって切り抜けるかに苦労している始末です。

と、いうのが、半年前までの状況でした。今は新型コロナ禍が全てを変えてしまいました。

昨日は久しぶりに、日本語を全く使えないスタッフと打ち合わせをしました。

徐々に… 徐々に… ですけれども、再び英語を使う必要性が高まりつつあるようです。決算発表の内容も良くなかったですし、あらゆるところへ売り込む努力が必要そうです。日本にいても、「猫の手」として駆り出されそうな雲行きです。

(いや、もう駆り出され始めているというべきかもしれません)

また国内にしても、海外の製品を国内のお客様へ売り込むことにより、売上拡大するという手もあります。そのためには海外動向を押さえる必要があります。

そう考えると、私も久しぶりに英語でブログ記事を書いても良いかもしれません。

また最近の私は後進の育成をやっていましたけど、適当な教材が見つからないということで、限定公開のYoutube動画を作成するようなことを始めていました。

Youtuberというのは時代の波に乗っているかもしれませんけど、私の場合は技術者としても人間としても成長要因はありません。多くの人々の役には立てるかもしれませんけど、「深み」がないです。

それに私は、バクチに近いKindle小説を収益源とすることを考えていました。小説家として成功する確率は… あまり考えたくない勝率です。

いちおう私は過去にプロの映画監督を育てたことがあると言えるかもしれませんけど、あくまでシナリオライターという立場で育てたという程度に過ぎません。そして小説だと、さらにシナリオよりも一段階ほど深くなったところで勝負する必要がある訳です。

今のこの文章力で勝負する… ちょっと無謀であることは、残念ですけれども認めざるを得ないでしょう。

ちょうど新ドメインあり

こうやって考えてみると、私はこのような日本語ブログ記事を書いているよりも、英語でブログを運営した方が良いのかもしれません。

それにちょうど、実験的に確保した新ドメインのテストが終了しました。これを英語サイトとして立ち上げるということが可能です。

ちなみに都合良いことに、英語圏の人が覚えやすいURLです。Google Adsenseは2記事で承認を通ったサイトなので、とりあえず広告も貼ってあります。あとは記事を書くだけです。

それから私はThe Register誌の記者が立ち上げた個人ブログを定期購読しています。そこをSimilarWebで確認すると、だいたい月間20万PVとなっています。

で、興味深いことに、現在のトップ検索キーワードは「frank slootman」なのだそうです。これだけで、どうすればアクセスを増やせるかのヒントになりそうです。

個人ブログを見ると何となく、どのような記事を書くとGoogle検索流入が期待できそうなのか、分かるような気がします。少なくとも錆びついた英語を鍛えなおすために、30記事程度を書いても、全くの無駄ということは無さそうです。

なんだか私はテニスに喩えると世界ランキング500位くらいの小物に過ぎませんけれども、別に苦労を増やすことなく月間10万PV程度は確保できそうな気がします。

そして英語サイトも利用してKindle電子書籍を紹介… そういえばKindle本であれば、Amazon.co.jpから世界のAmazonを通じて販売することが可能です。つまり英語の小説やハウツー本を全世界で販売可能な訳です。

もしも… もしもサイトが上手く立ち上がってインタビューを受けるようなことがあったら、それを日本語のKindle本を紹介するという販売促進策なども考えられます。

いずれにしても、このようなご時世です。なんだか私もハチドリさんのように、英語でWebサイトを開設しても良いかもしれません。

(日本語のKindle本や紙書籍で収益を得るのは、なかなか勝率の低い勝負になりそうです。たとえどんなに自分的に自信があっても)

まとめ

こうやって考えてみると、鰻サイトを立ち上げるよりも、英語サイトの立ち上げを優先した方が良さそうです。もともと仕事に関係している得意分野なので、会社の副業としても理想的です。

と、いうことで、私もハチドリさんの戦略を完コピ(丸パクリ)させて頂き、英語サイトでGoogle Adsenseに挑戦してみる気になって来ました。

もちろん月間1,000万PVのような真似は絶対に無理です。しかしハチドリさんにしても、「今度は一人ではできないので、周りに助けられながら学んでいけたらなと考えております。」とのことで、もしかしたら今度はデビス・カップのような構想なのかもしれません。

一緒に肩を並べて戦うのは無理ですけど、世界ランキング500位くらいで構わないので、同じコートに立ってみるのも面白そうです。

(それからやっぱり、面白さを追求することはモチベーション維持に大切だと思います。ハチドリさんは流石だなあと改めて尊敬します)

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい

P.S.
次回は英語でお会いする… ということは無いと思います。おそらく、たぶん。