よつば日記

魔の二歳児への絵本読み聞かせ方法

子供の相手をするというのは、大変なものです。

絵本一つをとっても、エラく大変です。

数年前にIT調査会社のガートナー副社長が、「数年後にはロボットが子供の勉強を見る」と予想したものの、未だに影も形も見えません。

今回は二歳児のお母さんが絵本の読み聞かせをしているそうなので、私がどうやっていたのかを紹介させて頂くことにします。

iPad絵本

まず最初にコメントをいただいたのが、「まだ言葉の意味を理解できないみたい」という点です。

… 実に鋭い指摘です。

私の知る二歳児も、この頃は立って歩くようになり、カタコトの単語を話し始めた頃でした。帰宅するたびに「ココニアルハズ…」と、親のフレーズを丸パクリして、私のカバンの中のiPadをゴソゴソと取り出すのが日課でした。

なんでそのような動作をしていたのかというと、私が手を抜いて「iPadのYoutube動画を再生」という手段に頼っていたからです。

普通に子供を相手にしていると、全く何も出来ません。掃除は最低限にあきらめるにして、炊事と洗濯は欠かせません。会社の仕事をやって、子供の相手をして、さらに家事もこなすのは不可能です。

だから最初のうちは、絵本を読み聞かせして下さる動画に頼りました。(もちろん変な広告の貼られていないチャンネルを選んで)

このような環境に慣れると、私が帰宅すると日課のように、カバンの中を漁ってiPadを探す子供が出来上がってしまう訳です。

ちなみに当時はDVDをiPadにコピー&再生することも、法的に問題ありませんでした。それで私の場合は、アンパンマンDVDもiPadにデータ保存していました。

そんな訳で、我が家にとってiPadは最強兵器だったのでした。

ちなみにもちろん寝る前は、母親が読み聞かせをしていました。彼女にとっても良い気分転換とリハビリになるようで、だいたい30分くらいを費やしていたように記憶しています。

(絵本を使わずに寝かしつける時は母親である必要はないので、私の仕事でした。睡眠が深くなるまで添い寝する必要があるので、わざわざバックライト付きキーボードを持つMacbook Proを購入しました)

攻撃は最大の防御

さて子供は放っておいても大人になりますが、何もしないと「飛んでもない子」に仕上がります。次に何が起こるかなどの予想などをしない能動的な子供に育つと、小学校に入って頃からが大変です。

作家の百田尚樹氏は、銭湯で寝入って湯舟の中に沈み込み、三途の川の手前まで行ったとのことです。衆目のある銭湯で幸いでした。

ちなみに我が家でも、10歳になったばかりの我が子が、同じように風呂で寝入って湯船に沈み込んだことがありました。あんまり拝みたくない、お馴染みの土気色になっていたのには驚きました。

ちなみに子供は14歳までは、反射的に呼吸が止まるようになっているだそうです。この時は母親が気づいて間一髪でしたけど、あんまり経験したくないことです。

このようなことを避けるため、「Aをすると、その結果としてBが起こる」というような想像力を持っていると、そこそこ安心できます。

つまり親がアレコレと気を配るような「鉄壁のディフェンス体制」よりも、子供が自律的に行動できるような「先読みして危機回避に動くので放置オッケー体制」を構築する訳です。

タイトルの通り、「攻撃は最大の防御」です。

まあこれは理想的な育て方ですけれども、少なくともペット犬と同じ育て方をすることは必要です。

犬は何かやったら、その場で指導しないと理解できません。人間の子供も基本的には同じで、何かあったらその場で「xxしたから、yyになった」と解説することが望ましいです。

敵はカタコトの単語しか頭の中にないので、まだまだ「どうして、なぜ」といった問いかけは難しいです。だからペット犬と同じく、まずは因果律を覚えさせる訳です。

ちなみに私の場合、たとえば駅の改札で出口を2つ見せて、どちらかを選ぶという「選択行動」の例を見せたりしました。それから黄色い歩行補助タイルの上をなぞって歩くという選択肢があるというのも教えてみたことがあります。

ただし黄色いタイルは、正直いって大失敗でした。子供は面白がってタイルの上を歩こうとするのですけど、まだ二歳児です。体を十分にコントロールすることが出来ず、顔面でコンクリートに挨拶する羽目になりました。

前歯は欠けるし、あとで母親にエラく叱られました。まあ自己弁護をしておくと、こうやって保育園でも「体育会系」と呼ばれる子供に成長していった訳です。

なお二歳児は目にしたものを説明し始める時期だったりします。たとえば「太陽が地面に近づいている」と言ったりするでしょう。

すると「デキたお母さん」は、「地面の中に入って、明日はあっちから出て来るんだね」と言ったりするらしいです。まだ「どうして、なぜ」は難しいので、子供が話したことの意味を解説したり、幾つかのシナリオが想定されることを説明する訳です。

専門家に言わせると「応答性」というものでしょうか。「そういえばxxxだったら、yyyになるかもね」とういう説明も良いかもしれません。

いずれにせよ、言葉で分かりやすく “行動の意味” を説明することが大切らしいです。自ら体験して覚えることも大切ですけど、昨今はマンション住まいの子供もいますので、なるべく危ないことは事前に分かるように育てたいものです。

まとめ

とりあえず上記のベネッセ紹介ページは、大人向けにも使えるかもしれません。

(そういやベネッセは子供の知育発達向け教材では圧倒的存在となり、最近は大人向けにも力を入れているようです)

なおエラそうなことを書いていますけど、私は子育てには失敗しています。

もともと1つ聞いたら10をつぶやき返すタイプなので、延々と演説をすることになってしまいます。このため幼児期の我が子は私を親とは認識せず、何かの機械であると理解していたようです。

それでも小学校受験のためのお受験校でNo.1の存在となったのは、知能指数や忍耐力だけでなく、ある程度の思考力が養成されたようです。

そのための手段は、「一緒に絵を描いてみる」でした。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:よつばせい