眼鏡

Lindberg Air Titanium眼鏡フレームの修理

Lindbergエアチタ修理

LindbergのAir Titanium眼鏡フレームは、滅多なことでは折れません。

しかし構造を理解していないとポキッと折ってしまうことがあり、「修理」することになります。

しかし修理しても、完全に元通りには直らないとのことです。

ここら辺が、液晶が割れても交換修理できるスマホやタブレットとは異なっている点です。

今回はLindbergエタチタニウム(エアチタ)の弱点や修理方法を紹介することにします。

LindbergのAir Titanium(エアチタ)は名前の通り、1mm前後の針金チタンを特徴とする眼鏡フレームです。デンマークのLindberg社が考案しました。

TVドラマやCMなどで有名俳優や歌手が掛けていることが多いので、ご存知の方も多いでしょう。政治家や実業家にも着用している人は多いです。

なんか少し日本人むけにはポイントを外しているWebサイトな気もしますが、それは今回はどうでも良いことです。

問題は多くの人々に使われ続けて来たエアチタの構造です。チタン製の針金なのですが、3本の針金で形成されています。

基本となるのは右耳から左耳にまで及ぶ、長い一本の針金です。そしてレンズを支えるべく、右ノーズパッドからレンズ下側を走ってヒンジの部分に引っ掛かる2本目と、左側で同じようにレンズを支える3本目です。

そして3本の針金は、全く同じ造りではありません。耳に掛かるあたりはユーザーに応じて調整しやすいように造られています。聞いた話では中心部と周辺部では材質が異なるとのことであり、そういった工夫もなされています。

ただし全体に関して言えるのは、柔軟性が高いということです。「柳に枝折れなし」と言われるように、フレームに力がかかると「しなる」ことによって力を発散します。

それでLindbergのエアチタは耐久性に優れている訳です。私は幼児期のMikanお嬢様に眼鏡を破壊された経験があり、Lindbergエアチタを購入しました。それ以降は、不幸な事故は生じなくなりました。

またMikanお嬢さま自身もメガネを変形させまくって奥様をノイローゼ寸前まで追い込みましたが、エアチタKidsにしたらば一件落着しました。

(Mikanお嬢さまご自身の頭部に蓄積したダメージは想像したくありませんが、少なくともメガネが変形するトラブルは無くなりました。週に何度も眼鏡屋さんへ行く事態からは、めでたく解放された訳です)

このLindbergエアチタの丈夫さは評判が高く、「像が踏んでも壊れない」とか「自動車に轢かれても大丈夫だった」とか、もはや都市伝説に近いものになっています。

Lindbergエアチタの弱点

さてそんなLindbergエアチタですが、弱点は存在します。

先ほど説明したように、ノーズパッドを引っ掛ける部分の針金がV字型になっています。「最も大きく形成された部分が、最も弱くなる」と、いう訳です。

普通の針金の場合でも、「ねじり切る」ということが可能です。つまりこのV字型になった部分に捻った力が加わると、案外と簡単にフレームが折れてしまうのです。

Lindbergエアチタ溶接

冒頭画像は我が家のMikanお嬢さまのエアチタKids(破損状態)ですが、何でもお友達に丈夫であることを自慢しようとして、メガネを捻ったことがあるのだそうです。当然ながら、そんなことをすると壊れやすくなります。

(道理で半年くらい前に眼鏡店で調整して貰った時、「かなり歪んでいます」と言われた訳です)

これがLindberg Air Titanium眼鏡フレームの、ほとんど唯一ともいえる弱点です。ちなみに初期のLindbergは、レンズとレンズの間を追加一本の針金を溶接する4本構造でした。

現在では先程のように材質や工法の改善により、一本でも十分耐えられるようになりました。しかしMikanお嬢様のように「意図的な破壊工作」をされると、アッサリと折れてしまう訳です。

(普通はメガネに「捻る力」など加わりませんね。やれやれ)

Air Titaniumの修理

さて意図的な破壊工作により、エアチタKidsは冒頭画像のようにV字部分の先端から折れてしまいました。

こういったトラブルも含めて予備フレームを保有していた訳ですが、眼鏡店へ駆け込んだらば驚いたことに、「最近は修理もするようになりました」と言われました。

昔のLindbergエアチタは今回のように針金が折れると、パーツ交換するのが一般的でした。もちろん数万円するメガネの僅かなパーツなので、下手すると新品購入と大差ないこともありました。

それが方針変更し、修理を請け負うになったとのことです。方法は幾つかの修理屋さんが紹介していたアプローチと同じです。

つまり折れた部分を溶接しても強度は維持できないので、さらに添木のように折れた部分に短い針金を溶接するのです。元通りとはなりませんが、大切に使えば日常利用はOKです。

そんな訳で私のエアチタで同じ箇所が折れたdagurフレームは廃棄しましたが、Mikanお嬢さまのOvalフレームは無事に復活したのでした。

Lindbergエアチタ溶接

金額も驚いたことに、数千円のレベルに収まりました。修理屋さんには感謝するばかりです。

ちなみに途中に挟んだV字型部分の画像も、実は修理済みフレームだったりします。ルーペでも見ても修理跡が分かりません。大したものです。

まとめ

以上がLindbergエアチタの弱点や修理方法です。

V字部分の先端が弱くて溶接修理という方法があるとは知っていましたが、まさか自分(Mikanお嬢さま)が経験することになるとは思いませんでした。

それにしても修理した形跡も残らないし、修理屋さんの腕前には敬服するばかりです。お財布にやさしいのも嬉しいです。

とりあえず今回は以上です。ではまた。

————————————————-
記事作成:四葉静