よつば日記

バリラ(パスタ)がうちにやって来た

TVドラマ相棒の神戸尊さんの好物はナポリタンとの設定です。そしてお嬢様と私の好物はミートソースです。日本人でもパスタ好きは多いでしょう。

特に私など、週に100gの麺を5回食べているような感じです。だから近所の東急ストアから購入しても、あっという間に無くなってしまいます。

(そういえば、ふとしたキッカケで学生時代には2か月近くパスタが続いたこともありましたな)

そこで今回は昨今の世情も踏まえて、バリラという”パスタの大人買い” をやってみました。

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バリラとは

さて “昨今の世情” でお米を100kg近く購入してしまった私です。今回も半端という選択肢はないです。

そしてなんでも最近は東急(Value Plus)ブランドのパスタが品切れであるとのこと。それで奥様は、日頃は手を出さないようなパスタを購入しているとのことです。

パスタの知識は皆無に近いですけれども、こういった事情ならば少しくらいツボを外しても許して貰えそうです。さっそくネットで調べてみました。

で、見つけたのが、今回のバリラというパスタです。なんでもレストラン用に卸していた業務用パスタが、昨今の世情によって余っているらしいのです。

私が日頃購入する500gとは1桁違って、なんと5kgです。冒頭画像の通りでして、見ていると”5kg” という文字にも力が籠っているような気がして来ます。

しかし残念なことに、お値段がリーズナブルなのが災いして1袋だけでは送料が必要となります。3袋で送料無料になるのだそうです。

さすがは業務用です。半端じゃありません。こちらも覚悟を決めて、3袋を購入しました。

ちなみにこの “バリラ” というパスタは、テフロン加工を特長とするパスタなのだそうです。いや、テフロン加工の鍋での調理に向いているという意味では無くて、麺がテフロン加工なのだそうです。

Mikanお嬢様も、最初は鍋と勘違いしていました。

なんでも昔ながらのパスタ製造機は麺をデコボコな絞り出すような構造で、麺の表面に細かい溝が出来るのだそうです。それゆえにソースは絡みやすくなるんですけど、細かい溝がすぐに固まって安定させるには、低温&長時間処理が必要となってしまうのだそうです。

おいしいけれども、手間がかかります。お値段も相応になります。

それと対極なのがテフロン加工です。面を表面をつるつる(テフロン)に仕上げてしまうために、細かい気配りは必要なくなります。生地が高温のうちに麺の製造に取り掛かれるので、高温な状態から短時間で作成することが出来ます。

ソースの絡みは今一つだけれども、手間がかかりません。何より大量生産となるので、お値段も安くて済みます。

ソースを絡める必要がある時には麺を細くする必要がありますけど、庶民には嬉しいパスタです。だから販売価格もリーズナブルなんです。レストランのコックさんにしても、自分の腕で素材をカバーできるという麺… 面があります。

つまりお値段につられて、私は注文してしまった訳です。それも一人3袋なので、奥様の名前も使って6袋を!

今にして思えば、よくぞ自分の直感の命じるがままに購入したものだと感心します。

改めて考えて見ると… これはお嬢様の算数の宿題に相応しいです。

6袋なのだから、5,000g x 6袋 = 30,000g です。1回100gとすると、30,000 ÷ 100 = 300 です。毎日お昼にパスタを食べるとしても、1年近くも堪能できる計算です。

家族週に3回だとすると、100 x 3 x 3 x 4 = 3,600/ 月 です。やはり6袋あると、半年以上は大丈夫です。

いや、逆に半年で使い切ってしまうと見た方が良いでしょうか。いったい自分たちの体の何パーセントがパスタで構成されているか、気になっているのか、気になって来るほどです。

これだけ大量のパスタを半年程度で使い切ってしまうとは、我が家とは大したものです。

家族の反応

これが実際に到着したバリラのパスタです。お嬢様が手に持とうとして、「重いっ!」と驚いていました。

宅配便の業者さんは、「何か妙に重いねえ、鉄アレイ?」と笑っていました。

そして奥さまはというと、大量のパスタに「コストコみたい!」と驚きつつも、「問題は味よねー」と相当シビアです。

ちなみにこの画像にあるマークがバリュープラス(Value Plus)です。東急や何社かが力を合わせて作っているブランドだそうです。大抵の場合は、お安い割にハズレがありません。大したものです。

とりあえずこの大きな袋のパスタに興味を持たれたのか、さっそく奥様が開封して晩御飯メニューとなってしまいました。

まとめ(感想)

これが出来上がった納豆パスタです。

見た目だけでなく、お味も悪くはありません。と、いうか、ただし東急ブランド(1.7mm)のパスタと比べると、やはりバリラの1.8mmにはコシがあります。

ところで驚いたことに、なんとバリラのパスタは奥様に好評でした。彼女的には、むしろコシのある方が好みなんだそうです。なんと大変に嬉しい誤算で、今回はお褒めの言葉を頂戴しました。

ちなみにパスタは2年近くは保存できるそうでして、余ることを心配する必要はありません。嬉しいことです。

しかし… それにしても我が家って、一体どのくらいのパスタを消費しているのでしょうね?

(ま、「ご飯を炊くよりも茹で時間が短いので、我慢できなくてパスタへ走る」という理由も否定できないですけど)

ちなみにバリラの購入先は、楽天のTABERUCAさんでした。

それでは今回は、この辺で。

ではまた。

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記事作成:小野谷静 (猫形態は “よつばせい”)